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家庭のレシピ101品を分解する ― 和が59品、材料の数の中央値は6つ

レシピを1品ずつ読むかわりに、まとめて数えてみる

このサイトが載せているレシピは101品ある。1品ずつ読むと「おいしそうかどうか」の話になるが、まとめて数えると別のことが見えてくる。系統・種類・材料の数・調理時間の4つで分解してみる。

和食が59品で、6割近くを占める

系統別に数えると、和が59品、洋が26品、中が14品、その他が2品。和食が全体の58%を占める。

家庭のレシピが和に寄るのは、味付けの材料が共通しているからでもある。しょうゆ・みりん・砂糖・酒の4つがそろっていれば、煮る・焼く・和えるのどれにも対応できる。洋や中は、そのつど専用の調味料が要ることが多い。

種類でみると主菜41品、副菜30品

献立の位置づけで数えると、主菜41品、副菜30品、主食15品、汁物12品、デザート3品。

主菜と副菜で71品、全体の7割になる。1食を組み立てるときに、主食と汁物は繰り返しが効くが、主菜と副菜は毎回変えたくなる。レシピの数がここに集中するのは、その裏返しである。

材料の数は中央値6つ

1品あたりの材料の数(調味料を含む)は、中央値が6つ。多くのレシピが、主材料1〜2つに調味料3〜4つという構成に収まっている。

材料が6つというのは、買い物のときに覚えていられる数でもある。家庭のレシピが増えすぎないのは、作る手間だけでなく、材料をそろえる手間が効いている。

調理時間は15分に山がある

調理時間の分布を数えると、15分が28品でもっとも多く、次いで20分の17品、12分の11品と続く。3分から60分まで幅はあるが、15分前後に山ができている。

15分以内でできるレシピは101品中64品で、63%にあたる。「時間のかかる料理」は少数派である。

使う器具は鍋とフライパンで6割

使う器具で数えると、鍋35品、フライパン28品、電子レンジ17品、包丁だけ10品、オーブントースター7品、炊飯器4品(1品で複数使うものがあるため合計は101を超える)。

鍋とフライパンで63品。この2つがあれば、載っているレシピの6割以上は作れる計算になる。

よく付くタグは「簡単」「作り置き」「定番」

レシピに付いているタグを数えると、簡単28、作り置き21、定番20、高たんぱく19、低カロリー14、食物繊維12、火を使わない11、低脂質8、減塩7、野菜たっぷり7。

上位3つは調理の都合、4つめ以降は栄養の都合である。家庭のレシピが求められる理由が、この並びに出ている。

数えてみて言えること

101品を分解すると、家庭料理の型はかなりはっきりしている。

項目もっとも多い全体に占める割合
系統和(59品)58%
種類主菜(41品)41%
調理時間15分(28品)28%
器具鍋(35品)35%
材料の数6つ(中央値)

和食の主菜を、鍋かフライパンで、材料6つ、15分。これが家庭のレシピの中心にある形である。新しいレシピを探すときも、この型から離れているものほど、作るまでの距離が遠いということになる。

出典

このサイトが公開している101品のレシピデータ(系統・種類・調理時間・器具・材料・タグ)を集計した。